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「国松希根太 | 地景を刻む」は、2022年の秋に国松希根太(彫刻家)のアトリエである飛生(とびう)アートコミュニティー(旧飛生小学校)全域を使った展覧会「国松 希根太展 地景を刻む」を記録した作品集です。
「自分が見ている地景、そして作品が生み出される現場で作品を見せたい」という思いで開催した展覧会の展示風景や、これまでに影響を受けてきた風景を、露口啓二による写真と、今村信隆(北海道大学)、立石信一(国立アイヌ民族博物館)、国松希根太によるテキストで構成され、臨場感を感じる内容になっています。
作品集のアートディレクション&デザインは鎌田順也(KD)が手がけ、閉じた状態でA3変形という大判サイズで、表紙と裏表紙に使われた特色のピンクが目を引き、開くと展示風景と影響を受けてきた風景が対峙して見られる構成になっています。
※「国松希根太 地景を刻む」が第65回全国カタログ展で銀賞(全国中小企業団体中央会会長賞)受賞しました。
国松希根太 | 地景を刻む
著者:国松希根太
発行所:Iceberg株式会社
写真:露口啓二
テキスト:国松希根太、今村信隆(北海道大学)、立石信一(国立アイヌ民族博物館)
アートディレクション&デザイン:鎌田順也(KD)
デザイン:小山桃(KD)
プリンティングディレクション:村田治作、広瀬正周(株式会社山田写真製版所)
印刷進行:片山新朗(株式会社山田写真製版所)
表紙+本文32P
サイズ:A3変形 天地285mm×左右394.5mm
製本:コディックス装幀 糸かがり
ISBN978-4-911073-01-8
C0071 ¥2000E
定価:本体 2,000円+税
※写真と実物が若干異なる場合があります。ご了承ください。
商品画像:リョウイチ・カワジリ
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「国松 希根太展 地景を刻む」展覧会記録映像
https://www.youtube.com/watch?v=jSGH8y91mJU
撮影・編集:高張直樹
音:牟田口景(WHITELIGHT)
翻訳:加藤菜保子
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国松 希根太
1977年、札幌市生まれ。多摩美術大学美術学部彫刻科を卒業後、2002年より飛生アートコミュニティー(北海道、白老町)を拠点に制作活動を行なう。近年は、地平線や水平線、山脈などの風景の中に存在する輪郭(境界)を題材に彫刻や絵画、インスタレーションなどの作品を制作している。また、アヨロラボラトリーの活動としてアヨロと呼ばれる地域を中心に土地のフィールドワークを続ける。飛生アートコミュニティー代表。
https://kinetakunimatsu.com/